飛行機で移動するフォトグラファーにとって最初の難関は荷造りです。
なぜなら飛行機の搭乗では荷物のサイズ、重量制限があるからです。
飛行機では、一緒に座席まで待ち込める荷物と
チェックインカウンターで預ける荷物に別れます。
一緒に座席まで持ち込めば荷物の取り扱いは自分に託されます。
しかし、預けてしまえばその先での扱いは一切関与できません。
日本の国内線ならまだしも国際線となれば、横柄な扱い方をされる可能性はとても高いです。
しかもカメラは高価で精密機械のため、盗難や破損の危険だらけで預ける荷物にするわけにはいきません。
そのため、なるべく撮影機材は手荷物のサイズ、重さ制限”ギリギリ”まで追い込みます。
カメラのボディ、レンズはとっても重いです。
ですが、その他にも機材で重たい物があります。
それが、”バッテリー”です。
そもそもバッテリーは預け荷物にすることはできません。なぜなら、発火の恐れがあるからです。一時期、あるメーカーのスマホのバッテリーが機内で発火、爆発した事故がありましたね。
そこで、オススメのバッテリー運搬方法というのが体に身につけてしまう方法です。つまり、ポケットに収納するのです。私の場合は、このようにポケットの数が多いベストを着てあらゆる機材のバッテリーを入れ込みます。
このベストだけで3キロ近くあります。このようにして重量制限をうまく回避することで、機材を預けてしまってソワソワしてしまう。なんてことをせずに搭乗することができます。
