カピバラは日本名でオニテンジクネズミ(鬼天竺鼠)と呼ばれています。世界最大のネズミです。

生息地は、南アメリカ東部アマゾン川の水辺の温暖な場所です。このカピバラという名前は現地の言葉で『草原の支配者』という意味があるそうです。

昼間に活動する草食動物です。陸上と水中を行き来して生活しています。野生では、オス1頭に対してメス複数頭の家族構成で、草を求めて移動します。そのため定住せず特定の巣を持ちません。

日本では、のんびり。のほほん。とした姿が見られますが、現地では弱肉強食の最下位に位置する動物のため近づくことが難しい、とっても臆病な動物です。

カピバラといえば温泉のイメージがあると思いますが。彼らは単に温泉が好きというわけではありません。彼らが生息する南アメリカはあたたかい気候ですが、それに比べ日本の冬はとても寒くカピバラにとって過酷な環境です。なので寒い日に暖をとったり、水に入ることができる機会を与えてあげるために水場にお湯を入れてあげているのです。

①一直線の鼻、目、耳

カピバラは水中でも多くの時間を過ごす動物です。そのため鼻、目、耳が一直線上にあることで水面から少し顔を出して天敵であるジャガーやワニなどが襲ってこないか常に見張ることができます。 

②鼻のコブはオスの証

オスには鼻の上にこんもりとしたコブがあります。

これを『モリージョ』と言います。このコブからは匂いのする脂が出ていて、木や壁などにこすり付けて縄張りの主張をするために使っています。 

③キュルキュルな鳴き声

体の大きさに似合わずとってもカワイイ鳴き声をしています。

気持ちいい時やリラックスしている時は「キュルルル」

威嚇や警戒している時は

「グォッグォッ」

と鳴きます。

 

④立派な前歯

ネズミの仲間、げっ歯類であるため大きく立派な前歯を持っています。この前歯で硬い野菜などもボリボリ食べます。この歯は一生のび続けるため木や石ころなどの硬いものを噛んで長さを調整しています。

​天敵と戦うためのカピバラ唯一の武器ともいえます。 

​⑤水かきのある足

水かきを使ってスイスイと泳ぐことができます。5分近く潜水することができます。また、天敵が近づいてきたときには一目散に水の中へ飛び込んで逃げます。

​湿地や沼地でもしっかり地面を蹴ることが出来るようになっていて陸上でも時速50kmで走ることができます。

 

ゴワゴワな毛

ふわふわな毛を想像されるかも知れませんが、実はとってもゴワゴワしていて、まばらに生えています。例えるなら"枯れた芝生"のような触り心地です。

ですが、産まれたばかりの赤ちゃんはとってもふわふわな毛で包まれています。比較的柔らかな毛は生後1年ほどは保たれています。 

しっぽがない

ネズミの仲間ですがカピバラにはしっぽがありません。

ふれあいができる施設では、ぜひお尻のところを撫でてあげてみてください。カピバラを気持ちよくさせてあげられるツボが隠されていますよ。

relax -
00:00 / 00:00

カピバラフォトグラファー

松島 なみき(カピバラカピゴン)

1991年生まれ。静岡県在住。

日本中さまざまな施設でカピバラを撮影しています。


2012年の2月。

大学生時代に伊豆シャボテン動物公園で、

まるで人間のように温泉に浸かるカピバラに出会ったのをきっかけにカピバラの魅力にとりつかれ、カピバラに夢中の生活がスタートしました。

カピバラの生息地である南米の魅力に取り憑かれ、積極的に野生のカピバラの撮影をしています。

カピバラが分布する南米各国へ訪れ、それぞれの国の生息環境や景色と共にカピバラがどのような姿で暮らしているのか写真に残していきます。

そんなわたしがカピバラを撮るときのテーマは、

『のほほん。のんびり。イキイキッ♪』

いつも、のんびりとしているカピバラですが、根気よくジーッと観察していると実はとっても『イキイキッ』した動物なんです♪

普段見ることのないカピバラの姿を見てもらって、幸せと元気をいっぱい感じてもらいたいです。

©️Copyright © Daisen capybara capygon Pasture All rights reserved.